ミニマムアクセス米とは
1993年のウルグアイ・ラウンド農業合意で定められた農産物の
最低輸入制度(ミニマムアクセス)に基づき、日本は米国から中粒米を、
タイとベトナムから長粒米を輸入しているが、国内の農業保護政策のため
用途を飼料用に限定しており、在庫が積みあがっている。
この問題の背景になっているのが世界規模の食料価格の高騰である。
食料価格が3年間で約2倍に上昇していて、特に顕著なのが
お米で、世界最大の輸出国のタイでは米の価格が1年間で
3倍と高騰したのだ。
しかし・・・
ほとんどの日本人は この問題に ピンとこないのではないだろうか?
それもそのはず、日本は高価格の水準を維持して農家を保護し、
また農業保護政策によって、上記のように外国米を飼料用に限定していたので、
米作農家が確保され、国内の需要を確実に確保できるのである。
テレビの放送では小麦や穀物の上昇など よく取り上げられるが、
お米の上昇は わたしの知る限り 聞いたことがない。
ここにきて、保護政策がかなりの効果を生んでいるのである。
お米に関していえば、エジプトやハイチのように食料価格の高騰によって、
暴動・混乱が起こる影響は心配しなくてよさそうだ。
ところで・・・
日本全体で生産できるお米の量、つまり潜在的生産量は1400万トンですが、
古米の発生をおさえるため、年間1000万トンの生産が日本の生産量となっている
ここ最近の中国の発展により、中国の富裕層が日本の米価格よりさらに高値で
買ってくれるようで、 生産性が高いお米(重野菜と比べて労働効率がよい)は
減反政策をせず、輸出してほしいものである。
世界のお米輸出量が2400万トン程度で、タイが4分の1の600万トン
アメリカが300万トンなので、上記の150万トンの放出とともに
400万トン近い お米の輸出が 行われれば、
アジアの米混乱は沈静化する日が近いかもしれない。
AFPBB News参照
http://www.afpbb.com/article/economy/2387040/2897400
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